大人の言い訳 *いずみ遊* 「……あのさ、メフィスト」 「何かね」 「どうしておまえ、そんなに手馴れてるんだ?」 「他人の服を脱がすのは日常茶飯事だ」 「それにしても釈然としないよ」 「君が嫉妬深いだけではないのかね?」 「その一言で片付けるか、おまえ」 「ならば他に何と説明すれば、気持ちが治まるのかな」 「……どう説明されても、治まる訳ないよ。 だって、おまえの殺人的に甘いセックスが 僕以外の他人へと向けられていたことなんて動かしがたい事実だろ? 初めてだったとは言わせない」 「言うつもりもないが」 「ん……っ……・だ、……ったら、どの道、僕は 僕以外の他人の存在に考えが至ってしまう」 「残念ながら、君以上の人間は一人として抱いたことが無いがね」 「それでもだっ……あぁっ……。 おまえに、……っやって抱かれたのか……考えて……」 「――そんなことを言ったら、私は君が心を移した人間を 嫉まなければならぬ」 「僕を抱いたのはっ……おまえだけだ……」 「私にここまで執着心を持たせたのは君だけだ」 「……っほんと?」 「嘘を吐いても仕方あるまい」 「ふっ……ん、めふぃっ……と……・あああっ!!!」 「だから、ベッドの上くらいは大人しく身体を預けてくれると 嬉しいのだが」 「なら、ベッド……以外でなら……おまえを、抱いてもいいの?」 「……。 それはまた別の話ではないのかね?」 日記888キリ。あの、落ちてますか? リクエストは「ベッドでは主導権を握れるメフィ先生」でした。 いずみ遊 2002年7月8日 *ブラウザを閉じてお戻り下さい* |